備忘録(仮)

ゲームの感想とか。不定期更新

Dearest Blue 感想

3,000円まとめ買いセットの時に購入。何気に初NTRゲーでしたが、その中でも異色の設定……というのはプレイし終えた今なら痛感

大人達の趣味の悪いNTRゲーに巻き込まれる主人公とヒロインの話

 

鳳理央

才色兼備でお嬢様。気が強く物言いもきついがゲームの存在を知られてはいけないため、はぐらかすような主人公の行動や言葉にイライラしたり信用していいのか悩んだり。置かれた立場が凄まじくて主人公に「私は普通の幸せすら掴めないの?」と泣きすがる場面を見てると大変なヒロインだな……という何ともいえない気持ちになったため、好き嫌い以前って感じだった

乃亜

主人公の胸が苦しい立場や理央から疑われてる状況の中、乃亜がいたら彼女の方に気持ちがいくのも仕方ない。見た目もふわふわした感じも可愛い。彼女と結ばれる終わりはfin表記だったのでハッピーエンドなんですよね?もうこれでいいよ……ってくらいには癒された

その他バッドエンド

ダーク系エロゲが減ってるので、そんな所でしか見られないような印象的なエンドがあるのは良かった

事務所社長が主人公を見込んで経営者にさせるエンド。理央と剣崎がひかれあうが剣崎がやられ、理央が呆然とするラスト、また駆け落ちし逃げた先で子供ができるものの、主人公にやられる

これらはかなりインパクトあったな。最後のなんてあのまま主人公が理央とやるシーンが入るのかと思って身構えたよ。こんな強烈なバッドが見れるとは。また、梶原のバッドで売られた理央を主人公が買い、このまま2人で…ってのも仄暗さがあって印象的

なんか「NTRが合わない、嫌い」というより「舞台背景がえぐすぎてきつい」のか分からなくなったな

いやNTRもかなりきつくて自分には合わないジャンルだな、と思ったんですが。理央が狙われる舞台背景といい、黒幕が父親とか気持ち悪すぎて歪みすぎた執着心といい、読んでて気持ち悪いとしか言えなかった。「NTRの嫌悪感」なのか「こんなことを考えるいかれた身内」がキャラにいる嫌悪感なのかが自分でもわからない。ハッピーエンド?もハッピーとは言えないし第二のゲームを始めるとかえぐいって。

とか言いつつ、黒幕もターゲットの正体も公式のキャラ紹介にガッツリ書かれてるので嫌ならそこで避けられたのでこれは見てなかった自分が悪い。でもキャラ紹介を見ないことで「誰が怪しいんだ?」と初めのうちは緊迫感を持ち読めたのは良かったかも

 

主人公が行動力あって頭が切れるかっこいいタイプというのに助けられて読めた作品かな。あと主題歌がかっこいい!

公式の発売カウントダウン、メタネタも多く、乃亜が腹黒でかなりハイテンションでノリノリで笑った。ので少し元気出たわ