備忘録(仮)

ゲームの感想とか。不定期更新

スキとスキとでサンカク恋愛

久々のアサプロさん。

地方の学校のオタクサークルに所属する主人公とその仲間たちの恋愛もので三角関係っぽい展開もあるよ! な、部活+ちょっと三角関係もの

共通ルート含めて、部員でワイワイ盛り上がる場面が好きでした。やっぱりアサプロさんは掛け合い、メタネタ、ギャグが楽しい

けど今回は過去作に比べてあまり楽しめず。

今作も面白いけどギャグの勢いではプラマイウォーズの方が好きだった。更にオタクサークル物なのもありアニメの元ネタが多く、分からないと面白くない。さらにどの場面でもギャグが間延びして感じてテンポ悪く感じたな。

創作物は基本首都、もしくは関東近郊が舞台だが今作は地方設定で、「地方オタクあるある」があるのは面白いし共感できた

ヒロイン別感想

真帆

格ゲーオタク。何でB研に?というレベルでオタクっぽさがない。昔、主人公を振ってから恋愛が苦手になっている彼を見て心を痛めている。グイグイくる志衣菜が現れてから主人公を助けたりしているうちに意識するようになる。その葛藤が良かった

けど付き合い始めたと思えば怒涛のえろシーン。そしてエンドで正直面白くない。他ルートではガンガンツッコミ役に回っている方が輝いている

共通ルートで志衣菜が「エロゲのえろはだめで萌えアニメのパンチラはいいんか!?」みたいな話題があり最終的に「これからは萌えアニメのパンチラ見ても『はいはいノルマ乙』と煽ったりしません」みたいな発言をしてるんだけど、付き合い始めてからそのノルマの如くエロシーンをサクサクこなしてエンド、なのを見せられて何とも言えない気持ちになったな

 

すず

おとなしい非オタに見えて、ハードボイルド作品好き。ウブに見えてかなり偏った知識を持っておりいてエロシーンも笑わせてくるノリ。

それと七瑠が初恋を自覚する場面がとても好きだ

実妹なのでシリアス展開と思いきやそのあたりは内緒にしていて「今は伏せてるけどきっと乗り越えていける!」エンドだった まあ萌えゲーだからな。ルート外で七瑠と結託?仲良くなってる場面の方がキャラ濃くて好き

 

七瑠

二次元ドルオタ。ツッコミが上手く下ネタもいける義妹。1番エロシーンのノリがギャグ。にしてもヒロインにあるまじき顔をするのでその印象が強い

 

志衣菜

1番好きなヒロイン。見た目もあのうざい性格も好きな事になると早口長文オタクになるところも愛しい。あの半目?っぽい感じも可愛い。あとエロゲオタってのがやっぱ共感しやすいからかな。というか告白シーン前代未聞すぎない??友達親まで巻き込んでるし。しかも告白というのにギャグがひたすら長くて間延びしてて。こういう所が今回ギャグがつまらなく感じたのかも。とにかくキャラは好きでした

カーラ

おまけとはいえ「なんやかんやあって付き合う」端折られすぎ!でも冒頭のぽっちゃりの印象とごじゃる口調もありマスコットキャラ的な印象が抜けない。でも可愛かったのでシーン見れたのは嬉しいわ

こっちも同じく端折られている。しかもデート先のトークが「BLについて」だし。ユーザー的にはどんな気持ちなんだろうな。でも作中で「趣味を理解してくれる彼氏が欲しい」って言ってたしラストのCG見てると叶ってよかったね。1番オタカップルエンジョイしてる感じでかわいい。黒ずんだ先生って恋0の母親のペンネーム!ここで出会えるとは。あのゲームのBL原稿と表紙イラストのCG作る凝りっぷり好きだよ。

私自身もBL講義はわかるぞ!って気持ちになって聞いてた。主人公の「腐女子界隈地雷多すぎない!?」の突っ込みには「わかるわー」としか言えない経験者です。 にしても最後、お菓子をああいう風に使うのは笑った

 

アサプロさんはやっぱり共通のギャグ、掛け合いが楽しいねー!恋愛シーンより仲間とワイワイしてるシーンが好き!

付き合いだしてからの流れは刺さらなかった。愛を確かめ合う初々しいはじめて、ではなくギャグ展開。地の文に他のヒロインが出てきて突っ込んでくるし、主人公も気遣うことなく出して終わり!って感じで作業感が否めないし、ほんとに好きなんか??となる。

萌ゲーでも愛を感じる優しい場面がある作品に出会ってからこういう部分がひっかかるな。

でも地方オタクあるあるとか、サマコミのためにバイトして軍資金貯めて合宿したりとか、青春してる感じは微笑ましくて楽しかった!

でもメタネタで「回想枠○個だから!」みたいな発言に「業界全体不景気なんだからそんなに作れないよ」と突っ込むヒロインは……萎える……事実なんだろうけど!切ないだろ!