備忘録(仮)

ゲームの感想とか。不定期更新

Ib

すちーむセールで安くなってたので購入し、2月に「Ib」の全エンド見れた!

タイトル聞いたことあったけど全くどういう作品か知らずにプレイ。

いやー世界観がすごい!怖いところもあるけど雰囲気が好きだなー!

怖くて不気味なのに惹かれる世界観。ゲルテナの作品も怖いんだけど惹かれる魅力がある。公式から出てるポストカード欲しい。

インパクト強かったのは「うっかりさんと〜」だな。絵の無邪気さと話の残酷さの対比が怖いよ!

某ドーナツチェーンでこの名前のお菓子出てる時期だったのでタイムリーだなと思いつつ食べたよ。

絵画を変化させるやつの展開に驚き。

終盤のスケッチブックの世界、OMORIのブラックスペースっぽさを感じた

ロス

世間は某野球選手ロスだろうけど自身はいもかのロスしてる

自分でも驚いたがクリアに1ヶ月もかかってしまった。

ストーリーが難しいタイプのゲームは短い時間で遊べない。ガッツリ時間取って遊びたいと思った

それでも1時間半で限界が来る

つまり自由時間を1時間半確保できたら毎日ノベルゲーム進められるか??

つみげ多いから減らさないとな

 

妹と彼女 それぞれの選択 感想

ネタバレ大

「実の兄妹同士で愛し合うこと」について娯楽、お気楽な要素を抜きにし丁寧に、本気で描いた作品だった。

「最高のやるせなさをあなたに」の一文に惹かれて購入。

ルートは3周分。選択肢はなく、全てが新しいお話で構成されているため普通の美少女ゲーみたいにスキップ、なんてことがない。

文学的で読ませるテキストが美しい。心理描写が丁寧なため1つのルートのボリュームが半端なく、その上鬱になりそうな展開もあるため、「しんどいが先が気になる」ゲームだった

慧主観ルートで妹への愛の重みをこれでもかと教えられる。所々話の謎や、何かを隠しているであろう妹の態度など、一人称視点ゆえの違和感が残る。

衝撃のラストを残しての陽香ルート。慧視点での疑問が明らかにされ、陽香の考えや行動をまた最初から丁寧になぞっていき、それだけのボリュームを経て、慧主観ルートのラストに繋がる。もうこれだけでエネルギーがすごい。

あともうアイロンのくだりは無理だった。それだけの覚悟があるとはいえ、あまりにも辛いよ。

下した決断、ラスト。もうとにかくやるせない。

ぐったりした気持ちの前に現れたゲーム画面の一文、「満月同棲ルートが解放されました」

なんだそれ!?

3人の視点を交互に読める。こんな書き方ができるの立ち絵のあるノベルゲームって媒体だからこそだよな……

途中で入れ替わりがバレて、同棲することになる話。かなりエロシーンの比率が高くダレる。しかし、ウブな陽香が慣れてきたり、満月の感情の変化を描く上で大切なんだよな

陽香と満月の家の対比が辛い。陽香として学校に通いメキメキ成績を上げているのを見ると、才能があっても人生って親と生まれた環境に左右されてしまうのを見せられて、そこも辛い

陽香がウブなので性行為を満月に手伝ってもらおう、という展開をじっくり描く。主人公も散々いかれてるなと思ったけど、ここに来て妹に抱く感情表現に狂気を感じたわ。本人は真剣だから余計に。特にアメと妹の唇の甘さを比較するテキストキモすぎて引いた。いや、本人は真剣なんだよな。やっぱり理解できない、怖いよ!

毎日3人で練習する事でプレイもエスカレートする。慣れていく過程を丁寧すぎるくらいに描いてるからこそ、変態的なプレイすらもなんだか説得力?がある。ホテルでの制服のやつあまりにもえちすぎて好き。しかし舞台背景のリアリティ強い分、愛のなす技とはいえ主人公の出す量はもはや馬だろ。銅座と比べてたけど主人公が人間離れしてるんだよ!と突っ込みたくなったな

キスマークの話も良かった。そりゃあこんな美少女を両手にコンビニなんて行ったら店員に悔しさで睨まれるわ。

こうして3人で幸せな日々♡って感じだったものの、満月に変化が。

満月、大人びて見えるけど幼少期に愛情を注いで貰えなかったから、慧と陽香、その両親から愛情を受けてやっと自我が芽生えたみたいな。陽香ルートでも「恋をしてる自覚ないの?」の問いに「?」って感じだったし。心はずっと子供のままで。性的な事では満月が上手だったものの、強いやきもち?のような衝動を抑えきれなくなった満月を受け止める陽香が大人びているのが印象的だった。立ち絵の表情もこれまでにない、愛溢れる感じになってるのがまた細かくてとてもいい……

 

 

さすがに感情移入は難しかったし完全に読み手視点。

兄と妹だけの話じゃなくて、周りの人たちの描き方が本当にうまい

2人の両親、とても愛に溢れていて優しい。

朝のちょっとしたやりとり、夕飯時の会話。こんな何気ない場面を毎回、丁寧に丁寧に積み重ねるように描いている。

慧と陽香、裕福で愛情いっぱいの家庭で恵まれて育ってるんだな、ってのが本当に伝わるんだよね。

外から見たら「絵に描いたような幸せ家族」

もし両親と不仲とかならすぐ「こんな家を出て妹と駆け落ち」なんて展開になるに決まってる

そもそも2人、元の性格がめちゃくちゃいい子だし。そんな2人が優しい両親を捨ててまで一緒になる選択をするのは本気で追い詰められた時にしかできないんだろうな。という重みみたいなのがすごいしんどいポイント。

序盤で「この物語に救いはない」みたいなテキストあったけどほんとにしんどいままだったな……

すごい作品でした

あと大抵のゲームは「もっとこういう場面を見たかった!」と言う気持ちになるんだけど。

今作は本当に「書き切った」情熱を感じましたね。不満がない。長かったけど、これが3人の愛の重みなんだと思えるよ

 

 

 

リメイク他

Xやってないのでリアルタイム検索のランキングで知ったのですが、同級生2のリメイク出るんだね。なんか新キャラいる!?と思ったら外伝?卒業生のヒロインね!

同級生と違ってオリジナル版出てないし、本当に初のリメイクってことかー

すめらぎ先生の絵もとても綺麗だけど、竹井先生の絵って完成されてるんだな……と痛感。なんかあの時代の良さ?みたいなのが詰まってるんだよな

なんというか両者とも別のベクトルのかわいさなので比べるもんじゃないというか

しかしいずみの眉細くなった気がする。あのパジャマみたいな私服も変わるのだろうか

洋子はヤンキーってよりギャル要素強めヤンキー感ある。バイクに乗らなさそう。男の後ろに乗るタイプの女の雰囲気では??ラストといい、あの絵の方が迫力あった気がするな……

コンプラ的に色々変わるのかな?天道みたいな教師受け入れられなさそう。この令和の時代に芳樹は存在消されないか??

しかし買うユーザーは元プレイヤーがメイン層なのかな。

あと色々試行錯誤して遊ぶのが楽しいんだよな!だからイージーモードなんて〜と言いたくなるけれど時間のないこの時代、必要なのもわかるね

同級生シリーズくらいの期間ならまだしも、下級生になると一年かけて攻略だからなー いまだにクリアできず。

色々言ったけどリメイクはめでたいね

 

あとぬきたしアニメ化するんですね。あんな18禁の塊みたいな作品、アニメどうやって……全年齢コミックスもあるし実現不可ではないのか。更にまとめリマスター出るの?すごいな

 

あと16bitのマモコノウエディングアクスタ出るのすごすぎない???早く結婚しろと思ってたけど公式やってくれたな……92年版と23年版あるの商売上手いな〜 コノハ、アニオリヒロインなんだよな‥…キャラ強すぎて同人誌版にいないの寂しくなりそう、それくらい強烈なキャラだったな

 

 とか言ってたらこれ!

 

翌日にこの発表。こっちはリマスターね。

アリスソフト、フリー配布されてるやつしか遊んだ事ないのでやりたいね

ドーナドーナも気になるけどRPG下手くそだからできるかなー

さらに欲を言うとアトラク=ナクアのリマスター出ないかな……とっても好きそうなんだよ

分からないこと

上手く言えないけど吐き出し

最近ノベルゲープレイしてて分からなくなること

ストーリーが好きなのか、テキストが好きなのか?

ってやつ。

テキストが読みやすい=話が理解しやすい

自分にとってわかりやすいから「テキストが好き」と思う のだろうか

そもそも難しい単語をたくさん使ったり比喩表現が多いと目が滑る自覚がある

でも「よくこんな表現思いつくな!」「この言い回し好き」と新たな発見をして感動するので嫌いではないし、ストーリーの流れが引き込まれるものなら気にならない

好きなテキストってなんだろうな。結局シナリオの面白さでテキストの好き嫌いを測ってるとか?よくわからない

話の流れが自然、構成が上手いのもすごいな!と感動するし注目するポイント

平均として上手いテキスト、自分にとって好きなテキストはまた別なんだろうか?

などと考えだしたらわからなくなって来た

 

終末の過ごし方 感想

 

主人公と攻略キャラ4人、共通して固定の相手がいるカップルが2組。その人たちの姿を交互に見ていく感じて話は進む。

学校の中、非日常の中の日常が淡々と進んでいくがラジオで他の国や終末の話題が差し込まれ、きちんと外とのつながりがある世界であることを教えてくれる。

恋愛ゲーは「この2人の関係性をもっと見てみたい」と思うことが多い。正直この作品もそうだが終末という非常時だからこそ出会い、結ばれた人達なわけで。この雰囲気は唯一無二だな

イラストも淡い水彩のようなタッチがとても作品の雰囲気に合っている

主人公のことが好きなのが伝わってくる、緑の最後のCGが好き。

 

数日間を描いた作品といえば「crescendo」を思い出す。

こちらはテーマが卒業だけど、人生の分岐点、大きな変化に向かっていくのは同じ。

数日でも人生を変えてしまうような出来事が起こる、というのは本当にあるんだろうなと感じる

しゅがてん! 感想

しらたまさんの絵に惹かれて購入。

ひたすら可愛い。優しい世界でした

妖精の伝説がある街、そこに屋根から落ちた主人公が記憶喪失で、謎が残りつつも助けてもらった先のケーキ屋での生活。特に大きな事件が起こる訳でもないけど、きちんと物語に起伏があって「これくらいの日常ほのぼのゲーム」が好きだ〜

さかき先生は「つよきす3学期」で初めて触れたライターさんだったけど、キャラの動かし方やストーリーの構成、流れがとても好きだなと思った。それがこの作品にも出ていたから楽しかったな

キャラはショコラちゃんがすき。金髪キャラに弱い。あと私服が可愛すぎる

主人公も紳士なので不快にならず読めた

あとあいらさんの飼ってる犬の名前がすごい。ツィトローネンシュニッテンというお菓子、このゲームで知ったよ

ストーリーは氷織ルートがシリアスめ。終盤、さすがに免許なしではまずいでしょ!けどハッピーエンドでよかったね

こんな感じで他ルートも重いのかな?と身構えたけど結ばれたらすんなり終わったのであれ?ってなったな

そしてBGMの名前がとってもかわいい!「星空の下でババロアと」「涙味のキャラメル」とか。このセンス好きすぎる。そういう場面の時は「タフィーのように甘く」うーん、かわいすぎる。

あとはめるちゃんがこたつに入ってる場面のやりとりがすきすぎる。ぬくぬく〜ってしてるのがもうかわいい。全部がかわいい。ただみんな愛でたいって感じのかわいさなので。R18シーンはうん……罪悪感?というかなんというか。歳をとったせいか、ちいさいこは範囲外になりつつあるかも。

最近シナリオライター買いする人いなかったけど、さかきさんのゲーム集めてみようかな。星シロも買わなきゃ。